2020.05.11
3月12日。
りんご畑では、剪定して切り落とした枝を拾う作業を行いました。
毎年恒例の仕事です。
先日、春を通り越して初夏の陽気となった日には、当園の繁忙期にいつもお手伝いに来て下さっているIさんが、新型コロナウイルスの影響で学校が休校となっているお子さんと一緒にお手伝いに来てくれました!(人´ω`)
先日の剪定では、木の上で切った枝をどんどん地面に落としていきました。
剪定につきものなのが、落ちた枝を後でまとめる作業。地道ですが、大切です。
腰を曲げて落ちている枝を拾い続けるのは単純な作業ですが、長時間続けていると足腰にきます……(>_<)
それに、枝と言ってもすべてがまっすぐなわけではありません。
いろいろな形・長さの枝があるので、まとめて抱えるのも大変。
昔は剪定で落とした枝を、家のお風呂や台所で火を焚く燃料にしていました。
不思議なもので、こうして作業で出た枝や幹で作った薪で沸かしたお風呂は、ガスや電気のお風呂よりも体がのくとまるんですよね。
(長沼地域の方言で暖まることを「のくとまる」と言います)
最近はそんなふうに薪や枝でお湯を沸かすことも減りました。
木ですから燃やしてしまってもいいのですが、煙が気になるので、この頃は集めた枝を粉砕してチップ状にし、畑に撒いたりもしています。
ちなみに写真に写っている、枝を支える支柱は「つっかい棒」と言います。
雪の重みで枝が折れないように支える、りんご農家の大切な道具です。
今年は雪が少なかったので大丈夫でしたね。
お二人のおかげで、一面に散らかっていた枝も等間隔にまとまってスッキリ!
感謝、感謝です^^