2020.05.12
予想通り、大型連休中にりんごの花が満開になりました
こちらは「サンふじ」の畑の写真です。
実が大きくなって枝が重くなる前に、枝を支える「つっかい棒」を多めに足しました。
何十年もりんご農家を続けていると、大雪で枝が折れてしまったりと何度もピンチがありましたが、いつも乗り越えておいしいりんごを実らせてきました。
それだけ、りんごの木は強いということでしょう。
昨年の台風による水害は畑にとって大きなダメージでしたが、これまでも乗り越えてきたのだからきっと大丈夫、と信じていました。
結果は……花のつきも例年通り。本当によかったです。
そしてミツバチに受粉のお手伝いをしてもらって、小さなりんごが誕生しました。
オレンジ色の矢印で示したところが、りんごの実となる部分です^^(5月5日撮影)
りんごの花が咲き始めると、私たちりんご農家は「花摘み」という作業を始めます。
写真を見ると分かる通り、りんごは一つの芽から5つほどの花が放射状に咲きます。
この中から大きな実をつけそうな花を選んで残し、他の余分な花は摘んでしまうことで、木に負担をかけず1つのりんごに養分を集中させるのです。