2020.06.11
6月11日。
ながの営農センター長沼果実振興会が主催する「摘果講習会」に参加をしてきました。
参加対象は長沼や赤沼といった、昨年の秋に水害にあった地域の農家さんたち。
講師は、長野県普及センターからきていただきました。
本格的な摘果作業を前に、毎年この時期に開催されるこの講習会ですが、
基本的な作業の確認となり、とても助かっています。
5月に咲いたりんごの樹では、5月下旬からりんごの「幼果」が膨らみ始めます。
すると、ひと株につき5~6個の幼果ができ、その中から丈夫で形が良くいものを残し、他を摘み取っていく作業が「摘果」です。
おいしくて、大きなりんごを作るためには欠かせない作業です。
毎年、講師の方からは今年のりんごの生育に関してのお話があるのですが、
ことしは、先の水害でりんごの樹が水を豊富に浴びたことで、樹がとても元気で葉の成長が例年よりも良いのだそう。
そのため、現時点での摘果(今の時期は“荒摘果”)では実を落としすぎないようにとの指導がありました。
りんごの樹が元気と聞けて、一安心。この日は、ほかの農家の皆さんや講師の先生とも、いろんな情報交換の場ともなりました。
いよいよ、本格的なりんごのシーズンが始まります。収穫まで気を抜けない毎日です。